
採用動画は予算をたくさん使って、かっこいいものを作りたいという会社も多いと思います。
敢えてそれに一石を投じさせてください。
実際にはそれほどコストをかけなくても、採用につながる動画を制作することが可能なんです。
かっこいい採用動画を制作する前に、採用につながる、効果が出る採用動画について是非、一度ご検討ください!
私たちは、国内最大の企業紹介YouTubeチャンネル「名キャリ」を運営し、300本以上制作してきた経験から、採用動画の現状を紹介していきます。

この記事は、採用動画制作に特化した3,000再生保証のサービス「サイドウ」や国内最大の企業紹介YouTubeチャンネル「名キャリ」を運営するBETA株式会社動画事業部長の加藤が責任を持って執筆しています。
かっこいい採用動画を制作する前に
かっこいい採用動画が採用ページやリクナビ、マイナビに掲載されていると、華やいでリッチな雰囲気がでますよね。
ただ、実際にその動画がどれくらい見られているのか、求職者にとってどれくらい響いたのかを計測されている会社はそれほど多くないのも実情です。
もちろん、イメージを大切にされる会社も多いと思うので、かっこいい動画の存在は重要かもしれませんが、高ければ100~500万円かかることもある採用動画の効果を計測せずに、作って終わりというのは非常に勿体ないので、是非アンケートを取得したり、どれくらい見られているのかを分析することをおすすめします。
かっこいい採用動画は求職者に見透かされる?
それでは、実際にかっこいい採用動画が求職者にとってどんな効果があるのか確認していくと、
- その動画を見終えた直後までは、気分が高揚する
- その動画を見ただけでは入社したいとは思わない
- 動画自体はないよりもあった方がいい
- かっこいい動画の内容を100%信じているわけではない
といったような、ポジティブ・ネガティブな意見がそれぞれありました。
実際に、この記事を読んでいただいている採用担当の方が、就職や転職をする際に、どれだけかっこいい動画に影響をされているのかをイメージしていただきたいです。
かっこいい動画を見たからといって、それほど印象に残っていないのが実情ではないでしょうか?
私たちも、かっこいい動画を作り、求職者の心を揺さぶる動画を作りたいという想いはありつつ、大きな金額をいただきながら、本当に効果があるのかを考えた時に、心の底からはおすすめできないというのが本音です。
求職者の本音とは
先ほどは取り上げませんでしたが、かっこいい採用動画を見た求職者の本音は、
- かっこいいんだけど、本当の働く環境は違うんだろうな
- 映像は映像、実態は違う
- 疑ってみると、これだけ予算をかけているということは大量採用なのかな?
- ありのままを伝えられない理由があるのかな?
といったように、逆にネガティブに思う人も多いのも実態としてはあります。
実際に、本音ベースとしてかっこいいブランディングのとおりだったということはほとんど無いのも事実だと思いますので、ここでギャップが生まれてしまうというリスクが生じているということも押さえておきましょう。
かっこいい採用動画よりも見たい動画とは
ありのままを伝える採用動画を
それでは、かっこいい採用動画よりも求職者が見たい動画とは何なのでしょうか?
それは、『ありのままがわかる動画』です。
実際にオフィスに訪れたり、社員の方と話をすれば、ある程度のイメージがつくと思いますが、そこまでに至っていない、比較段階、検討段階の求職者にとって、インターネットで検索して得られる情報は非常に貴重です。
仮に、口コミサイトで『ブラック企業』『残業が多い』といった情報が書かれていたら、ほぼ間違いなくその情報は見られていると思って間違いありません。
そんな状況で、いかにかっこいい採用動画をアップしても、むしろ逆効果にすらなりかねません。
求職者の不安を和らげる動画を
例えば、ゼネコン業界と言えば、包み隠さず言えば談合やブラックな労働環境が度々問題になることがある業界ということが、インターネットで検索すればすぐにわかってしまう状況で、それに対して、実際問題どうなのかを誠心誠意答えていただいた動画になっています。
これによって、求職者が素直に安心するかどうかは分かりませんが、かなり参考になるものと考えています。
それ以外にも、外資系と言えばすぐにクビになる?といったネガティブイメージや、高待遇なイメージに対して実際のところどうなのかをしっかりと回答していただいています。
求職者が気になることを、zoomでお答えいただいている動画ですが、最後まで見られる編集上の工夫はしつつも、内容自体が気になるものなので、かっこよく魅せるする必要がありません。
SNSの時代に求められるリアル
今は、SNS全盛の時代で、脚色されたテレビの世界よりも、より身近なYouTuberなどが好まれる世の中です。
もっと、等身大の動画が求められている中で、かっこよすぎる採用動画は時代に合っているとは言えなくなってきているというわけなんです。
もちろん、すべてが全て等身大というわけではなく、イメージを伝えたいという明確な目的があればかっこいい動画は素晴らしい取り組みだと思います。
まとめ
ここまで、かっこいい動画よりも求職者が知りたい情報を発信する動画を作成することを紹介していきましたが、等身大の発信を行っている企業の印象は、特に最近の風潮としてはかなりポジティブな捉えられ方をすることが増えています。
例えば、『XXで金賞受賞したお菓子です』というよりも、『不格好ですが、味はピカイチです』といったほうがウケることが増えてきています。
そんな状況で、かっこいい動画を例えば300万円かけてつくるのであれば、サイドウにお任せいただいて、1本30万円程度で3本、5本作成の依頼を頂きたいです。
むしろ、かっこいい動画も作っていたとしても、サイドウにもご連絡頂ければ、効果が出る、効果が分かる採用動画を制作させていただくので、+αで検討いただいても嬉しいです。
まだまだ新しい手法ではありますが、これから主流になっていくものと考えて日々精進していますので、是非お気軽にご連絡ください。