
採用動画の構成には、パターンがあります。
恐らく、多くの動画制作会社、映像制作会社に依頼した場合は印象良く仕上がってくるので、それが正解かのように思えることも多いですが、実はほとんどの動画が最後まで見られていなかったり、場合によっては最初に離脱してしまっている状況なんです。
そもそも、どこまで見られているかなど、効果を検証していないことも多いと思います。
安くても数十万円、高ければ数百万円を支払うものなので、見た目は良くて、社内は満足しているけど、実は見られていなかった、採用につながっていなかったといったことがあるともったいないですよね。
実際にヒアリングを行っても、「高い・面倒・効果が分からない」という声も多いので、これまで大手企業の採用動画を中心に、国内最大の企業紹介YouTubeチャンネル「名キャリ」を運営し、300本以上制作してきた経験から、実際の相場感と、どうやったら安くできるかについて紹介していきます。

この記事は、採用動画制作に特化した3,000再生保証のサービス「サイドウ」や国内最大の企業紹介YouTubeチャンネル「名キャリ」を運営するBETA株式会社動画事業部長の加藤が責任を持って執筆しています。
採用動画の構成はこの3パターンが鉄板
早速、採用動画の構成で、私たち名キャリがYouTube上で300本以上の動画をアップして検証し、テストをしてきた中で最後まで見られる確率が高い鉄板の動画構成を、パターン別に紹介していきます。
会社紹介動画
会社紹介動画のポイントは、以下のとおりです。
- 時間:3分から7分
- 構成:①会社の一番の強み②そのルーツ③事業内容④将来性⑤社風や採用情報⑥メッセージ
上記の流れが鉄板で見られます。
私たちは、YouTube上で分析を繰り返しながらアップをし続け、検証してきた結果、この流れが最も見られることを確信しています。
適切な時間:3分~7分
簡単に適切な時間から解説すると、「少し長いのでは?」と思われた方も多いと思いますが、求職者にとって、会社紹介が1分というのはかなり短いです。
その会社が実際にどんな事業を行っているのか知りたいというニーズはかなり強く、私たちもはじめは3分で会社を紹介する動画を制作していましたが、現在は5-7分程度の動画がメインになっています。
会社紹介動画の基本構成
次に、会社紹介動画を制作する上で重要なことは、会社が一番PRしたい内容を初めに持ってくるということです。
いきなり風景やイメージを挿入することも多いと思いますが、会社紹介の動画で求職者が最も知りたいことは、会社のウリ、強みなんです。
ここで、興味がわかない方はミスマッチだと思いますし、ここで惹きつけることができれば、最後まで見ていただける確率がぐっと上がります。
あとは、そのルーツがどこにあるのかや、今何の事業を行っているのかをグラフなどを交えて詳しく解説し、最後に今後行っていきたい事業や将来性、メッセージを入れることで、求職者に対して的確に会社の状況を伝えることが可能になります。
インタビュー動画
次に、インタビュー動画の構成を見ていきます。
- 時間:3~10分程度(内容によって大きく変わります)
- 構成(人事担当):①自己紹介②欲しい人材③イメージとのギャップ④働き甲斐・待遇・社風⑤メッセージ
- 構成(社員):①自己紹介②入社の動機③ギャップ④やりがい⑤どんな人と働きたいか⑥メッセージ
インタビュー動画の構成は、人事部長や採用担当の方が出るものと、エース社員の方などが出るものによって伝える順番が異なります。
なお、社員インタビューについては、本質的ではないのでそこまで強調しませんが、できる限り、話がうまい、話し方が良い方を選抜するといい動画(求職者に刺さる)に仕上がることが多いです。
人事担当のインタビュー
まず、役員や部長を含む、人事担当者へのインタビューは、とにかくどんな人材がほしいのかや、選考プロセスやその背景、イメージとのギャップを中心に、求職者が知りたいコトをストレートに話すことで、求職者のニーズを満たすことが出来る動画に仕上がります。
活躍する社員のインタビュー
活躍する社員へのインタビューでは、一番配属される部署、力を入れている部署の人材が、その仕事のやりがいを思う存分話していただくことで、求職者を惹きつけることができます。
また、それだけだと少し距離が遠いので、入社の動機やギャップを前後に入れることで、グッと身近な動画に仕上がります。
メッセージ動画
- 時間:1~5分程度(内容によって大きく変わります)
- 構成:①発信メッセージ②内容に合わせて社員が語る③最後にメッセージ
最後に、メッセージ動画では、1つのメッセージを中心に、それに沿った複数の社員を登場させ、その会社から一番発信したい内容をストレートに伝える動画に仕上げます。
基本的には、1つのメッセージで、シンプルな構成が見やすいです。
これは、求職者が知りたいコトをベースにするのではなく、もともと採用力が強い会社が、どうしても伝えたいメッセージを発信したいときに有効です。
基本的には企業からの一方通行の情報発信になりがちなので、上記2つの企業紹介、インタビュー動画がおすすめです。
採用動画の構成を考える上で注意すべきポイント
それではここから、採用動画の構成を考える上で注意すべきポイントを紹介していきます。
採用動画をなぜ作るのか改めて考える
そもそも採用動画を何のために作る必要があるのか、改めて理由を整理しておくことをおすすめします。
例えば、
- 事業内容の魅力を知って欲しい
- 人材の魅力を伝えたい
- 働く環境のすばらしさを伝えたい
- イメージとのギャップが大きすぎる
といった内容が多いと思いますが、動画一本につき、どれか一つに絞っておくことで、芯のある動画に仕上がります。
求職者が見たいと思う動画を作る
次に、採用動画の制作現場あるあるですが、採用担当者や社長など役員と制作会社だけで作ることがほとんどだと思います。
このような制作現場では、求職者が知りたい情報よりも、会社が発信したい情報が優先され、結果として求職者にとって知りたい情報が手に入れられず、「動画を見てもよくわからなかった」という結果になりがちです。
求職者に直接聞くことが出来ればいいですが、そうでない場合は、直近に入社した社員や、知り合いなど第三者に聞きながら作っていくことをおすすめします。
少し宣伝にはなりますが、「サイドウ」では、たくさんの求職者に対してインタビューを行い、貴社のイメージに合わせて動画を制作していくプロセスがありますので、是非、「聞く相手がいない」という場合はお気軽にお問い合わせください。
採用動画の企画は映像制作会社に依頼してはいけない
また、これは極論ですが、クリエイターに依頼しても、求職者に刺さる採用動画を作ることは難しいと考えています。
映像のプロではあっても、採用に関するプロではないからです。
映像のキレイさやクリエイティブさを求職者が望んでいないので、動画自体は良いと思ったけれど、正直何を伝えたいのかが分からなかったということになりがちです。
企画から完成まで携わった担当者や、制作会社は仕上がりに満足していても、当初の目的だったはずの求職者へのPRになっていないことも多いので、企画を任せきりにせず、自社の魅力をPRする構成は、担当者が中心になって行うのがベストです。
効果が出る採用動画の構成
ここまで、求職者に刺さる採用動画の構成を紹介してきましたが、長くなってしまったので改めて最後に効果が出る採用動画の構成をおさらいしていきます。
会社紹介動画の構成まとめ
会社紹介動画のポイントは、以下のとおりです。
- 時間:3分から7分
- 構成:①会社の一番の強み②そのルーツ③事業内容④将来性⑤社風や採用情報⑥メッセージ
インタビュー動画の構成まとめ
- 時間:3~10分程度(内容によって大きく変わります)
- 構成(人事担当):①自己紹介②欲しい人材③イメージとのギャップ④働き甲斐・待遇・社風⑤メッセージ
- 構成(社員):①自己紹介②入社の動機③ギャップ④やりがい⑤どんな人と働きたいか⑥メッセージ
メッセージ動画の構成まとめ
- 時間:1~5分程度(内容によって大きく変わります)
- 構成:①発信メッセージ②内容に合わせて社員が語る③最後にメッセージ
まとめ
採用動画は求職者に魅力を伝える本当に素晴らしい手段です。
「サイドウ」を利用していただければ、
- 最も結果が出る動画
- 3,000再生保証
といった採用動画を49万円で制作させていただいています。
これまでにない採用動画を作ってみたいという方は、是非お気軽にお問い合わせください。