
採用動画のトレンドは採用のオンライン化が進んだことで、2020年から大きく変化しています。
一番の大きな変化は、動画でも「効果」を気にする採用担当が一気に増えているということです。
採用動画のトレンドにどんな変化があるのか、具体的に見ていきましょう。
私たちは、国内最大の企業紹介YouTubeチャンネル「名キャリ」を運営し、300本以上制作してきた経験から、採用動画のトレンドを包み隠さず紹介していきます。

この記事は、採用動画制作に特化した3,000再生保証のサービス「サイドウ」や国内最大の企業紹介YouTubeチャンネル「名キャリ」を運営するBETA株式会社動画事業部長の加藤が責任を持って執筆しています。
対象別|採用動画の最新トレンド
採用動画は、採用のオンライン化が進んだことでかなり重要視されるようになってきています。
実際、移動を伴う説明会の回数を減らして動画を増やし、求職者への接点を増やす動きは加速しています。
YouTubeなどのツールを使うことで、リンクを貼るだけで求職者に対して、
- 会社の説明動画
- OB訪問などのインタビュー動画
- メッセージ/コンセプト動画
を届けることが出来るのは、コスト削減と効果増で、大きなメリットになっています。
大卒、高卒、中途入社の方向けの採用動画のトレンドを確認していきましょう。
大卒向けのトレンド
特に大卒向けに需要が高まっているのが
- 会社の説明動画
- OB訪問などのインタビュー動画
です。これは、オンラインで真剣に会社を探す学生が増えたことで、より詳しく会社の情報が分かる動画や、社風が伝わる動画が好まれているというわけなんです。
特に大卒向けでは、企業紹介で国内最大のYouTubeチャンネル「名キャリ」を活用したプロモーションの成功事例も増えてきています。YouTubeの話は後で詳しく説明いたします。
高卒向けのトレンド
逆に、高卒向けの動画については、これまでとほとんど変わらず、
- メッセージ/コンセプト動画
が一番刺さると、採用担当の方は口をそろえています。
中途入社向けのトレンド
また、中途入社向けについては、より具体的にどんな業務を行うのかや、どんなレベルの人が働いているかなど、現在の仕事と比較して見ている傾向が強いので、こちらもこれまでどおり、
- インタビュー動画
が主流になっています。
採用動画のトレンド変化の背景
それでは、特に大卒向けの採用動画でどうしてここまでの大きな変化があったのかを見ていくと、
- 合同説明会や会社説明会などの機会が減り、接点が減った
- より詳しく調べようとしても、なかなか情報がない
- オンラインで説明を聞くのはオフラインに比べて集中できない
といった状況になったことで、より採用動画に実利を求める学生が増えたというわけなんです。
具体的には、
- 会社がどんな事業を行っているのか
- どんな社員が働いているのか
- やりがいやエピソード
といった情報を、ホームページ上など、オンラインでもしっかりと得ることが出来るのかを重要視するようになってきているというわけなんです。
上場企業であればホームページが充実していることも多いですが、特に中小企業などの情報がなかなか調べられずに困っている学生が増えています。
もし採用動画を作るなら、イメージ動画ではなく、より会社のことが理解できる動画を制作することをおすすめします。
採用におけるYouTubeの活用について
また、最近のトレンドに合わせてYouTubeを活用すべきか聞かれることが非常に多くなっていますが、基本的には中長期での取り組みになるので、短期的にはYouTubeの活用はおすすめはしていません。
私たち自身がチャンネル登録者2.5万人を超える採用・就活チャンネルを運営していながら、なかなかYouTubeで発信していくことは難しいと考えているからです。
もし、YouTubeチャンネル運営をご検討の場合は、いろいろな話が出来ると思いますので、是非私たちにご連絡ください。
また、採用におけるYouTubeの活用については、以下の記事を参考にしてみてください。
採用動画の長期トレンドは等身大・ありのまま
採用動画をご検討の場合は、できる限り等身大、ありのままをPRする動画を制作することをおすすめしています。
求職者の立場に立ってみた時に、実態とかけ離れていたり、「よく見せようとしているな」といったことはすぐに気がつくものです。
できる限り実態に沿って、ありのままを伝えることで、ミスマッチを防ぐことにもつながるので、”等身大””ありのまま”に沿って動画を制作することをおすすめします。
まとめ
大卒者向けには、
- 会社の説明動画
- OB訪問などのインタビュー動画
を制作し、
高卒者には
- メッセージ/コンセプト動画
を、制作し、
中途入社の方向けには、
- インタビュー動画
が一番見られますし、これは余談ですが、YouTubeの運用は基本的には必要ないということは押さえておきましょう。